サムスンのGalaxy S9とGalaxy S9 plus製品レビュー

GalaxyS9

サムスンは、現在スペインで開催されているMWC2018(MobileWorldCongress)にて昨年発売され日本でも大きな反響があったフラグシップ端末であるGalaxyS8シリーズの後継機としてGalaxy S9Galaxy S9 plusを発表しました。

Galaxy S9とGalaxy S9 plusのスペック

Galaxy S9とGalaxy S9 plusのスペック表です。

機種名Galaxy S9Galaxy S9 plus
ディスプレイ5.8インチ6.2インチ
解像度2960×14402960×1440
SoCExynos 9810,Snapdragon845Exynos 9810,Snapdragon845
RAM4GB6GB
ROM64 / 128 / 256 (GB)64 / 128 / 256 (GB)
OSAndroid 8.0Android 8.0
リアカメラ1200万画素1200万画素 / 1200万画素
フロントカメラ800万画素800万画素
バッテリー3000mAh3500mAh
WiFi規格a/b/g/n/aca/b/g/n/ac
microSD最大256GB最大256GB
防水防塵機能IP68IP68
本体サイズ147.7 x 68.7 x 8.5 mm158.1×73.8×8.5mm
重量163g189g
接続端子USB TypeCUSB TypeC
カラーMidnight Black,Coral Blue,Titanium Gray,Lilac PurpleMidnight Black
GalaxyS9
GalaxyS9 左から Coral Blue / Midnight Black / Lilac Purple
GalaxyS9plus
GalaxyS+ 左から Coral Blue / Midnight Black / Lilac Purple

Galaxy S9とGalaxy S9 plusのスペックを並べて表示させたが大きな違いはGalaxy S9 がシングルカメラに対してGalaxy S9+ は、デュアルカメラを搭載していること、画面の大きさとバッテリーの容量が若干S9+の方が大きくなっている。

Galaxy S9とGalaxy S9 plusのオススメ機能

MobiCame(モビカメ) が気になる機能をピックアップしてみます!

カメラ絞り値の調節により光の取り込み具合を自動で調整!Dual Aperture (デュアル口径レンズ)

Galaxy9 Camera

今までのスマホカメラでは、レンズに絞り羽根がついていない為、レンズを通る光の量が開放の状態でセンサーに届いていたがGalaxy S9とGalaxy S9 plusともにレンズへ絞り羽根が付いた。F値も1.5から2.4と明るい設定でき暗い場所での撮影では、開放の1.5に近い数字を設定し明るい写真となり、夏の太陽の下の様な明るい場所では、羽を閉じて光を抑える2.4に近い数値へ設定すれば白飛びを抑えたシャープな写真撮影が可能になる。

自撮り写真をAR絵文字スタンプに!LINEでも遅れるAR絵文字機能!

Galaxy9 aremoji

昨年発表されたiPhoneXが搭載している『アニ文字』機能の様な感じだが大きな違いは、自撮りをして搭載されているアニメキャラクターを動かすのと違い、AR絵文字は、自撮りして自分にそっくりなキャラクターが自動で生成される!動きも自分が動いた動作を記録してGIFアニメーションとして保存が可能なのでLINE等の対応アプリであれば友達に送ることも可能!

Galaxy9 aremoji

Galaxy待望のステレオスピーカー搭載!しかも世界的オーディオブランドのAKG製!

Galaxy9 Speaker

今までGalaxyでは、イヤホンで聞く音に関しては拘りを感じていたが今回のGalaxy S9とGalaxy S9 plusでは、スピーカーにも拘られている!今までは本体スピーカーは、モノラルスピーカーだったが、待望のステレオスピーカーを搭載!しかも世界的に有名なAKG(アーカーゲー)製ということだけでなく映画館の音響にもしようされている Dolby Atmos(ドルビーアトモス)技術をも搭載している!スマホで映画やミュージックビデオ等を見ている方にとっては快適に楽しめる環境となりそうです!

Galaxy9 Speaker

Galaxy S9とGalaxy S9 plusの総評

GalaxyS9

斬新的な新機能の搭載というイメージではなく順当なマイナーチェンジというイメージに感じるGalaxy S9とGalaxy S9 plusだがハード面やソフト面でも前作から改良されており、良い点はそのまま引き継がれているといったところですね。個人的にはカメラの機能は一度使ってどんな風に絞り羽根が動くかなど試してみたいと思っています。

例年通りであればドコモやauから2018年春夏モデルとして発売されると思われますが、韓国では通信キャリアだけでなくサムスンでも販売をするという情報も入ってきていますのでもしかしたら日本でも同じ形になるのかもしれません。DSDS対応で販売してくれたらうれしいのですが。

docomoから発売にのGalaxy S9とS9+がAndroid10へ

docomoから発売されている Galaxy S9 SC-02K とGalaxy S9+ SC-03K が3月2日からAndroidの最新バージョンとなるAndroid10へのバージョンアップが開始されました。主なアップデート内容を紹介していきます。

SC-02KとSC-03KのAndroid10アップデート内容

ダークテーマ

Android10で標準搭載されてダークテーマ。夜間など暗い場所でも画面が見やすくなり目の負担が軽減されます。そして、バッテリー消費も減らすことができる仕組みとなっています。

GalaxyS9 docomo Android10 ダークテーマ

ジェスチャーナビゲーション

画面の端からスワイプすることで「戻る」や「最近使用したアプリ」などの操作を行うことができるようになっています。

GalaxyS9 docomo Android10 ジェスチャーナビゲーション

位置情報の取得に関して選択制に

アプリの位置情報を取得する際に『 アプリが使用中の場合のみ許可 』の選択肢が追加されました。

GalaxyS9 docomo Android10 位置情報の取得に関して選択制

ロックスクリーンへ撮影した写真などが利用できる

ロック画面になった際に自分で設定した写真などが利用できるようになりました。

GalaxyS9 docomo Android10 ロックスクリーンへ撮影した写真などが利用できる

改善される事象

上記の他にも下記のような機能が更新されています。

  • ロック画面からカメラを起動した際に正常に表示されない不具合を改善 
  • Googleセキュリティパッチ2020年2月版へ の更新

Galaxy S9とGalaxy S9 plusの情報でした!